東京科学大、「次世代半導体エコシステム共創センター」設立 国内半導体連携のハブに – マイナビニュース


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東京科学大学は、「次世代半導体エコシステム共創センター」を設立したと1月21日に発表。半導体に関わる大学内外の研究・人材育成・設備を統合し、国内半導体連携のハブ組織となることをめざす。
センター教員が責任者を務めた国家プロジェクトにより作製した集積回路
半導体技術の重要性や、研究の高速化と人材の大規模育成へのニーズの高まりを背景に、同大学では分散していた組織や活動を統合し、横断的な連携と効率的な運営を行う枠組みが必要となった。
そこで次世代半導体エコシステム共創センターを、産学連携モデルを構築・実践することを任務とする、同大学の新産業創成研究院に設置。同大学工学院電気電子系の西山伸彦教授が、兼任のかたちでセンター長に就く。
同センターは、「研究」、「教育」、「インフラ」を三本柱とする、以下三部門で構成。大学内外に広がる研究資源を統合することで、持続的に発展する国内半導体エコシステムの構築をめざす。
具体的な活動内容は以下の通り。
大学内に点在する研究者を結び付け、連携による大型研究の共創を支援し、研究者同士の連携による競争的資金の獲得をめざす。また、既に採択された課題である科学技術振興機構「次世代エッジAI半導体研究開発事業」などの大型研究の実施をサポートする。
東京科学大学が立ち上げた「超スマート社会推進コンソーシアム」や国際医工共創硏究院と連携し、通信や医療応用などを含む半導体のユースケースを開拓。さらに産学共創機構と連動し、企業との協働研究基盤を整備し、社会に成果が見えるかたちで還元する仕組みを構築する。
半導体人材育成のための教育カリキュラム・教材の作成・実施体制を構築し、同大学の各学院を通して教育を行うとともに、全国の大学・高専などと連携し、全国的な半導体教育の充実をめざす。
文部科学省「成長分野を支える半導体人材の育成拠点の形成事業」(enSET)を担う「未来共創半導体イノベーションアリーナ」(SiCA)拠点と、enSET事業全体を統括する機能を有し、文部科学省「次世代X-nics半導体創生拠点形成事業」を担う「集積Green-niX研究・人材育成拠点」とも連携する。
化合物半導体・新材料半導体や光電融合を含む素子や回路の設計・加工・評価技術と、クリーンルームを含む装置を、学内だけでなく企業を含む他機関へも広く提供。研究開発用途のみならず、人材育成のための実習機能も提供する。
リサーチインフラ・マネジメント機構および総合研究院 未来産業技術研究所と連携し、文部科学省「マテリアル先端リサーチインフラ半導体基盤プラットフォーム」(ARIM-SETI)の拠点としても、企業を含む幅広い利用を促進する。
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