NVIDIAはAI経済の「中央銀行」になるのか OpenAIらへの15兆円投資が示す“支配の構図”(ITmedia ビジネスオンライン) – Yahoo!ニュース


現在JavaScriptが無効になっています
Yahoo!ニュースのすべての機能を利用するためには、JavaScriptの設定を有効にしてください。
JavaScriptの設定を変更する方法はこちら
配信
NVIDIAの大勝負は、吉と出るか凶と出るか(米シリコンバレーの本社。写真提供:ゲッティイメージズ)
 半導体大手NVIDIAがここ数カ月間に、次々と巨額投資を決めている。  データセンター新興企業への出資、クラウド事業者との複雑な契約、さらにはライバルである米Intelへの巨額投資まで。極め付きは、米OpenAIに対する最大1000億ドル(約15兆円)規模の投資計画だ。 【写真を見る】NVIDIACEOのジェンスン・フアン氏  なぜこれほどまでに巨額の資金を投じ続けるのだろうか。
 2025年9月22日付のロイター通信によると、NVIDIAはOpenAIに段階的に最大1000億ドル出資し、10GW(ギガワット)規模のNVIDIAシステムを段階配備する契約を結んだという。またクラウド事業者の米CoreWeaveが売り切れなかったGPUキャパシティを、2032年4月13日までNVIDIAが買い取る契約を結んだ。表面金額は約63億ドルになるという。  このほかAI研究者に特化した中堅GPUクラウド事業者、米Lambda Labsと約15億ドル規模の契約を提携。LambdaがNVIDIAのGPUを購入し、NVIDIAがそのGPUを借り戻す形でのリース契約になっている。  また英AIインフラ企業Nscale Global Holdingsに対し、最大5億ドルを出資すると報道されている。競合半導体メーカーのIntelに対しても、普通株を取得する形で50億ドルを出資するとともに、新しい半導体を共同開発する提携を発表した。
 NVIDIAの投資は、単なる金融的リターンを狙ったものではなく、むしろ影響力を獲得する政治的・地政学的な動きだと見るのが妥当だと思う。主要国に拠点を設けようとしているOpenAIや、英国のデータセンター企業へ出資することにより、NVIDIA自身も各国の首脳とのパイプができることになる。  かつて英政府が、NVIDIAによる英半導体設計大手Armの買収を阻止した際のような規制の動きを和らげるための外交カードにもなり得るわけだ。  また、NVIDIAが新興クラウド事業者に先行投資し自ら顧客になることで、その企業はGPUを大量購入できるようになる。つまり、NVIDIAの資金は市場に循環し、結局は同社のGPU販売を加速させるブーメラン効果を生むわけだ。
1/2ページ
家賃大幅値上げで実家に「不名誉帰還」のアラサー女性…実家で母が放った「残酷すぎる一言」
予約していた映画館の席に、年配の方が座っていました。注意して席を移動してもらっても問題ないでしょうか?
トラック物流に「黄信号」 運転手不足が加速 完全自動運転は道半ば 見えた有力手段とは
ディーラー車検に「安心料だから」と“12万円”払う夫…専門店なら「8万円」ですが、本当に“それだけ払う価値”はあるのでしょうか? ディーラー車検が高い理由とは
引っ越し当日の作業前に、業者のスタッフさん2人に「冷たいものでも飲んで」と1000円ずつ渡しました。金額としてこれでよかったでしょうか。
トレンド満載 企業の最新情報に注目
企業の公式プレスリリースまとめ
原油高騰で日本を待ち受ける「最悪のシナリオ」 「3カ月後には電気・ガス代が上がり、半年後には…」
貸していた部屋が無断で「民泊」に…身勝手な借主に下された判決【弁護士が解説】
「どうせすぐ死ぬからいいんです」年金30万円・67歳独身男性、老後資金を貯めず気ままなリタイア生活に突入も…ゴルフ中に直面した“まさかすぎる想定外”、とどめを刺した〈自宅前6段の階段〉【FPが解説】
【株価大暴落の可能性】不穏な世界情勢、まだ先行きは不安定だが…投資家が知っておきたい「狼狽売り」を回避するポイント、3つ【経済評論家が解説】
《億り人・古賀真人氏が解説》中東情勢緊迫で原油価格急騰 INPEXの今期業績見通しの前提となる「ブレント油価63ドル」は上振れ必至か
Copyright © 2026 ITmedia Inc. 無断転載を禁じます。

source