深層サイエンス:深海からのレアアース抽出は高難度 現実解は「陸上資源の開発」 – 毎日新聞


メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ
2026年3月24日(火)
特集
連載
媒体
特集
連載
媒体
特集
連載
特集
連載
特集
連載
媒体
特集
連載
特集
連載
北海道
東北
関東
北信越
東海
関西
中国
四国
九州
沖縄
特集
連載
 
連載
深層サイエンス
深刻化する気候変動やノーベル賞、原発を巡る最新の情報など、最前線で取材する担当記者が複雑な科学技術や環境の問題を深く、分かりやすく分析してお届けします。
連載一覧
深層サイエンス
 地球深部探査船「ちきゅう」が2月、南鳥島(東京都小笠原村)近海の水深約5600メートルの深海底から、レアアース(希土類)を含むとみられる泥の採掘に成功した。中国に依存するレアアースの国産化に一部で期待が高まるが、産業技術総合研究所の星野美保子・鉱物資源研究グループ長は懐疑的だ。地質学的な観点から理由を聞いた。【聞き手・荒木涼子】
 論点「国産レアアースの課題」関連記事
 「黄金色に見えた」南鳥島のレアアース泥 責任者に戦略を聞く
 国産レアアース、中国比コスト20倍でも 「非現実的ではない」
 レアアースを含む鉱物自体は、地球上に200種類以上が確認されている。だが、これまで商業レベルでレアアースを生産してきたのは中国や米国、インドなど、ごく限られた場所の鉱山しかない。鉱物組成は非常に複雑なため、低コストでレアアースを取り出すことは難しい。
 その点、中国南部にある「イオン吸着型鉱床(イオン鉱床)」というタイプの鉱山は、性質上かなり採掘しやすい。電解質の溶液を鉱物にかければ、簡単にレアアースが抽出できる。環境規制や人件費の違いも中国が他国より優位に立てる要因ではあるが、何より採りやすさが圧倒的に異なる。
 南鳥島沖のレアアース泥は、泥の採取の段階で陸地から遠く、深海の海…
残り967文字(全文1518文字)
ご登録から1カ月間は99円
【前の記事】
次の「東日本大震災」は予測できるか 切り札は「小さな地震」
荒木涼子
毎日新聞のニュースサイトに掲載の記事・写真・図表など無断転載を禁止します。著作権は毎日新聞社またはその情報提供者に属します。
画像データは(株)フォーカスシステムズの電子透かし「acuagraphy」により著作権情報を確認できるようになっています。
Copyright THE MAINICHI NEWSPAPERS. All rights reserved.

source