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(イスラエル、米国、イラン、レバノン、エジプト)
テルアビブ発
2026年04月06日
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は4月3日、テルアビブの軍本部で、対イラン軍事作戦に関する状況評価
を行った。首相は、米国との緊密な連携の下、イランの軍事・経済基盤に対する攻撃を継続していると説明し、イスラエル空軍が直近数日間でイランの鉄鋼生産能力の約7割を破壊したと明らかにした。これにより、イラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)の資金調達および大量兵器生産能力を大きく低下させたとの認識を示した。また、レバノン南部に拠点を置くヒズボラに対する軍事圧力を継続し、イスラエル北部住民の安全確保を目的として、安全地帯の拡張と定着を進めていると述べた。
状況評価を行うイスラエルのネタニヤフ首相(イスラエル政府報道局提供)
米国のドナルド・トランプ大統領は4月5日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、イラン領内で撃墜された米軍戦闘機の乗員について、米軍が捜索救出作戦の結果、救出したと発表した。トランプ大統領は今回の作戦を「米国史上最も大胆な捜索救出作戦の1つ」と位置付け、救出された乗員が無事であることを強調した。これを受け、ネタニヤフ首相は同日声明を発表
し、米軍の救出成功についてトランプ大統領に祝意を表明した。首相は、「誰一人取り残さない」という原則が米国とイスラエルの共有価値であることを強調するとともに、今回の救出を米国にとっての「重要な勝利」と評価した。
米戦闘機乗員の救出に関する米国ドナルド・トランプ大統領のSNS「トゥルース・ソーシャル」でのコメント画面(トゥルース・ソーシャルの米国ドナルド・トランプ大統領の公式アカウントより)
在イスラエル日本大使館
によると、テルアビブのベン・グリオン国際空港は便数と搭乗者数を制限した限定運用を継続している。運航は原則として1時間当たり出発1便、到着1便に制限されているが、イスラエル政府は4月5日、イスラエル発出国便の搭乗者数上限を1便当たり80人から100人に引き上げると発表した(4月5日付「イスラエル・ハヨム」紙)。
イスラエルのエル・アル航空は、イスラエル政府の指示を受け、イスラエル発出国便の新規チケット販売を4月18日まで停止しており、既存予約客を対象に、米国のニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミ、タイのバンコク、英国のロンドン、フランスのパリ、イタリアのローマ、ギリシャのアテネへの緊急便のみを運航している。また、アルキア航空やイズレール航空などは、アテネやキプロスのラルナカなど近距離路線を中心に限定的な運航を行っている(4月6日付「タイムズ・オブ・イスラエル」紙)。
さらに、代替手段として、エジプト南部のタバ国際空港発着便の活用が続いている。前述の「イスラエル・ハヨム」紙によると、ギリシャのブルーバード航空およびキプロスのタス・エアウェイズは、アテネ、ラルナカ、ローマ、スペインのバルセロナへの毎日運航を、4月19日まで延長するとしている。
イスラエルの軍事衝突の関連情報は、イスラエルとハマスの衝突の特集、イスラエル・米国とイランの衝突に関する中東情勢、各国の反応を参照。
(中溝丘)
(イスラエル、米国、イラン、レバノン、エジプト)
ビジネス短信 af08f11c81ef3108
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