米グーグル親会社 3か月決算 増収増益 クラウドサービス好調で – nhk.or.jp


IT・ネット
アメリカのIT大手、グーグルの親会社、「アルファベット」の去年12月までの3か月間の決算は、企業などが生成AIの開発にも利用できるクラウドサービスが好調で、増収増益となりました。
アルファベットが発表した去年10月から12月までの決算は、売り上げが前の年の同じ時期より11.7%増えて964億6900万ドル、日本円でおよそ14兆8800億円、最終的な利益は28.2%増えて、265億3600万ドル、日本円でおよそ4兆900億円でした。

これは、企業などが生成AIの開発にも利用できるクラウドサービスが好調だったほか、検索サイトや動画投稿サイトでの広告収入が増えたことが主な要因です。

会社は、データセンターなどのインフラ設備にことし1年間で750億ドル、日本円でおよそ11兆5700億円を投資することをあわせて明らかにしました。

ピチャイCEOは、「この先のチャンスに自信を持っている。この投資で成長を加速させる」としています。

一方、中国のスタートアップ企業「ディープシーク」が開発した生成AIについて、ピチャイCEOは電話会見で「最先端のAIモデルのコストが下がり続けることで多くの活用事例が生まれ、ビジネスチャンスにつながると思っている」と述べました。
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