チェンナイでTN州の投資会議開催、与党が投資成果を強調(インド) | ビジネス短信 – jetro.go.jp

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(インド)
チェンナイ発
2026年02月18日
インド南部タミル・ナドゥ(TN)州チェンナイで2月12日、TN州政府が「コンバージョン・コンクレーブ2026(Conversion Conclave 2026)」と題した投資会議を開催した。会議では、TN州のT・R・Bラジャア工業相が、2021年からのドラビダ進歩連盟(DMK)下での投資誘致成果について説明した。ラジャア氏は「企業誘致にあたっては、投資額よりも雇用創出に重点を置いている。2021年から現在まで、365万2,000人の雇用を創出した(注)」と述べた。また、「企業誘致のためTN州産業促進公社(SIPCOT)を通じ、2021年から2026年までに30カ所1万6,029エーカー(約6,487万平方メートル)の工業団地を造成した」と述べるなど、DMK政権下での成果を強調した。
あいさつに立ったTN州のM・K・スターリン州首相は、「1,179件のプロジェクトのうち73.5%(867件)が実現し、35.1%(414件)のプロジェクトが稼働している」と述べた。また、「すべての投資事業をダッシュボードで管理し、土地の取得、許認可の実施、操業開始時期や女性の雇用数などを確認している」と述べた。
会議には70を超える企業が参加し、スターリン州首相、ラジャア工業相参加のもと起工式を実施し、新たに2件の覚書(MOU)を締結した。バーラトバイオテックがカンチプラムにおいて500億ルピー(約850億円、1ルピー=約1.7円)を投じ、特許切れのバイオ医薬品(バイオシミラー)を製造するプロジェクトと、ヒュンダイモーターファンデーションが7,000人の訓練が可能な技術開発センターを設立するプロジェクトの2件だ。
本会議が開催された背景には、2026年5月に開催予定の州議会選挙がある。1月に開催されたTN州下院議会では、野党の全インド・アンナ・ドラビダ進歩連盟(AIA-DMK)が「台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業傘下フォックスコンなど著名な外資が、TN州でなくカルナータカ州を選択している」と指摘し、政権与党のDMKに対して州政府の投資誘致に関するこれまでの成果報告を求めていた。
説明するT・R・Bラジャア州工業相(ジェトロ撮影)
あいさつするスターリン州首相(ジェトロ撮影)
(注)2021年から現在までに、TN州政府との間で締結されたMOUに記載されている雇用人数の合計。将来的な雇用数も含まれている。
(白石薫)
(インド)
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