シャープ「ポケとも」3カ月で8000台 ロボホン超えを生んだ、2つの理由(ITmedia ビジネスオンライン) – Yahoo!ニュース


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ロボホン超えの勢い ヒット中「ポケとも」
 シャープが手掛ける対話型AIキャラクター「ポケとも」の売れ行きが好調だ。2025年12月に発売したところ、予約が想定を上回るペースで推移し、出荷台数は3カ月で8000台を突破。同社が約10年前にリリースした小型ロボット「ロボホン」を上回る勢いだ。 【画像】想像以上にかわいい? 売れすぎている「ポケとも」を見る(8枚)  ポケともは、ロボホンと同じ開発チームが手掛けているが、なぜこのタイミングで発売したのか。開発の背景や狙い、同社が分析する好調の理由を、通信事業本部 モバイルソリューション事業統轄部 統轄部長の景井美帆さんに聞いた。
 ポケともの原点は、2016年に発売されたロボホンにある。  ロボホンは、会話やダンス、通話、写真撮影などを通じてコミュニケーションを取る小型ロボットだ。ユーザーと“一緒に暮らす存在”として、長く支持を集めてきた。約10年にわたり同製品を展開する中で、開発チームはユーザーとロボホンの関係性の変化を目の当たりにしてきた。  「ロボホンのユーザーに話を聞くと、『いないと寂しい』『一緒にいると前向きになれる』といった声が多く寄せられました。単なるガジェットではなく、感情を動かす存在になっていたのです」(景井さん)  こうした気付きから、「人のそばで気持ちをポジティブにする存在を増やしたい」という思いが、新たなプロダクト開発の出発点となった。  ポケともは、手のひらサイズ(高さ約12センチ)の対話型AIキャラクターだ。ミーアキャットをモチーフに採用し、ユーザーの発話や周囲の状況をもとに会話内容を生成する。過去の会話や思い出も記憶し、使い続けるほどに“自分だけの存在”へと変化していく点が特徴だ。  さらに、スマートフォンアプリと連携することで、会話内容をもとに日記を自動生成する機能も備えている。ユーザーの視点ではなく、「ポケともの視点」で日常を振り返れる仕組みは、従来のデバイスにはない体験だといえる。
 開発において最も難しかったのは、キャラクター設計と会話品質の両立だった。  「かわいさは人によって好みが分かれます。幅広い層に受け入れられるよう、ユーザー調査を重ねて今のデザインにたどり着きました。ミーアキャットは社会性のある動物で、“寄り添う存在”としての意味も込めています」(景井さん)  もう1つの壁が、対話の質だ。生成AIを活用することで自由な会話は可能になったが、「心地よさ」を担保するには細かなチューニングが不可欠だった。  社内モニターを活用し、「楽しい会話」「寄り添われていると感じる会話」を検証。応答のトーンや間合いを繰り返し調整したという。また、記憶に関係する部分は自社開発とし、過去の体験を踏まえた自然なやりとりを実現した。  開発初期には、より多機能なロボット案や、外見バリエーションを大幅に増やすことも検討した。しかし最終的には、「日常のちょっとした時間に寄り添える存在」に焦点を絞った。  「大きくて高機能なものよりも、持ち歩けて気軽に話しかけられることを重視しました。帰宅後に少し会話する、外出先で一緒に景色を見る――。そうした日常に自然に溶け込むことが大切だと考えました」(同)  その結果、現在のコンパクトなサイズ感とシンプルな機能構成に落ち着いた。
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