日本、インドと量子技術で協力:お互いの強みを生かし研究開発から実用化へ #エキスパートトピ(佐藤仁) – エキスパート – Yahoo!ニュース


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小野田科学技術相は、インド訪問中にジテンドラ・シン科技相と会談し、量子技術での連携強化に向けた協力趣意書に署名しました。

対象は量子コンピューターに加え、量子通信、量子センシング、研究、人材育成に及びます。

日本は国産量子コンピューターの海外導入を進め、インドでの産業応用につなげたい考えです。インドは後発ながら国家ミッションとして量子分野に投資し、数理工学人材やスタートアップを抱えています。両国は技術開発と産業応用で補完関係を築く狙いがあります。
「次の産業革命」へ日・印両政府、量子科学分野の連携強化で合意…日本の技術生かしインドで産業応用に
出典:読売新聞オンライン 2026/5/8(金)
インド大使館@IndianEmbTokyo

量子技術の特徴は、従来型コンピューターが苦手としてきた複雑な計算や計測を、別の原理で扱える可能性にあります。

量子コンピューターは、新薬候補の分子構造の計算、新素材の性質予測、物流ルートの効率化、金融リスクの分析などへの応用が期待されています。

また、量子通信は安全性の高い通信基盤に関わり、量子センシングは医療、防災、資源探査、橋や道路などのインフラ点検で、従来より精密な計測に使われる可能性があります。つまり量子は、単なる高速計算ではなく、産業や社会インフラのあり方を変え得る基盤技術です。

日印協力の意義は、この量子技術を研究開発段階にとどめず、企業や社会インフラで使える形へ近づける点にあります。

日本には量子コンピューター、精密機器、材料、製造技術の蓄積があります。一方、インドには数理工学人材、ソフトウェア開発力、成長市場があります。

米中が先行する量子分野でも、日印が得意分野を組み合わせれば、新薬開発、素材設計、物流最適化、安全な通信、高精度な計測といった実用化の可能性を広げられます。単なる技術協力ではなく、量子技術を実際の産業課題に結びつける試みです。

西洋哲学の視座を踏まえ、国際安全保障におけるリアリズム理論、AI・サイバー抑止と制度設計、ホロコースト記憶のデジタル化をめぐる歴史情報学を研究。安全保障、記憶、技術、政治哲学、情報空間を横断し、国家の生存戦略と倫理的記憶の継承を、デジタル技術、アーカイブ、制度の枠組みから分析。社会デザインの観点から、人間の尊厳を支える制度的・情報的基盤のあり方を明らかにする。博士(社会デザイン学)修士(国際政治学)修士(社会デザイン学)。著書・論文多数。
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