NTTドコモビジネスとNTT、自動運転レベル4における遠隔監視の「通信安定化ソリューション」提供開始 – INTERNET Watch


検索
閉じる


INTERNET Watch をフォローする
最新記事

NTTBP、法人向けのローカル5G短期レンタルサービス「かんたん5G(短期レンタル)」提供開始
ローカル5Gの実証を支援


NTTドコモビジネスとNTT、自動運転レベル4における遠隔監視の「通信安定化ソリューション」提供開始


【動画】清水理史の「イニシャルB」チャンネル
据え置きWi-Fiルーターをコンセント直挿しに変換するブラケットを試してみた


連載海の向こうの“セキュリティ”
これは“とっつきやすい”かも! オランダ版「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」が日本のものと比べてかなりコンパクト
経営層がすべきことを具体的に提示


インタビュー
「あなたに合う出展者」をAIが教えてくれる!「共創のプロ」アビームコンサルティングが描く「CEATECでの共創の作り方」とは
人気の「共創体験ツアー」は今年も実施、AI×コンサルタントの組み合わせも


インタビュー
「量子・AI技術は、あっという間に社会実装されるだろう」、産総研が量子・AI技術をCEATECで全力アピール
産総研が保有する装置や応用例を紹介、方式が違う3つの量子コンピュータのモックアップも展示


件名「【重要】配達に関するお知らせ」などのメール、日本郵便を装ったフィッシングに注意!


インタビュー
「AIが社会を変える時代に向け、イノベーションに挑む気持ちを高めてほしい」今年のCEATECをエグゼクティブプロデューサーに聞く
AI関連出展は過去最多、AIでCEATEC自体を活用する企画も


連載読めば身に付くネットリテラシー
そのDM、本当に友人から? 「SNS投票詐欺」に騙されるな! 人間関係も壊してしまう巧妙な手口

やじうまWatch
20年前は失礼だったが現在では当たり前になった行動様式を挙げるスレ、海外掲示板で人気

やじうまWatch
低価格バッテリーは内部ショートや発火のリスクが高い製品も。さらにブランドや容量の偽装も見つかる


テレワークグッズ・ミニレビュー
第144回:プライム感謝祭でiPhone用のモバイルバッテリーが欲しい! 薄くて持ちやすい上に古いバッテリーの回収もしてくれる国内メーカーで選んでみた


ネスカフェ「ゴールドブレンド」がまとめ買いに最適! Amazonプライム感謝祭最終日
「ゴールドブレンド カフェインハーフ」80g×1本は922円


TerraMasterのNASキットや外付けドライブケースがお得! Amazonプライム感謝祭最終日
10GbE対応M.2 SSD NASキットが多数対象に


UGREEN製のモバイルバッテリーがお得! Amazonプライム感謝祭最終日
USB Type-Cケーブル2本内蔵の25000mAhモデル「PB552」は9961円




パスワードは定期的に変えるべき? 変えない方がいい?【ネットの疑問 聞きました】

それってネット詐欺ですよ! 騙しの手口まとめ

住民税はいくら/いつから納める? ふるさと納税の控除額は? ――「税金の話」まとめ
ニュース

  • 渡邊 悠太

2025年10月14日 06:30
 NTTドコモビジネス株式会社とNTT株式会社は10月8日、自動運転の実証実験や社会実装を目指す利用者向けに、通信安定化ソリューションの提供を開始した。
 公共交通において、運行業務の人手不足が深刻化するなかで、自動運転の社会実装に向けた取り組みが全国で進められている。両社はこれまで、全国で自動運転の実証実験に参画し、自動運転レベル4の社会実装に必要である遠隔監視での通信の安定化に取り組んできたという。
 自動運転レベル4とは、米国自動車技術会が定める自動運転レベル0~5の6段階のうちの5段階目で、運転手が目および手を離した状態でも、または不在でも、特定条件下において自動運転システムがすべての運転タスクを行う。日本では2023年4月より道路交通法の改正で公道走行が解禁され、認可を得た事業者がモビリティサービスを開始している
 自動運転向けの通信では、基地局の切り替えやエリアの干渉によって通信品質が一時的に不安定になり、遠隔監視の映像が途切れるなど、走行の安全性に影響をおよぼすリスクが存在する。さらに、これまで通信品質の安定化を実現するために必要な複数の技術が、それぞれ個別に提供されていたため、導入する際にかかる時間や手間が大きくなっていたという。
 今回両社が提供するソリューションは、自動運転車両と遠隔監視システムの間を複数回線でマルチパス接続(Wi-Fi、ローカル5Gなど複数の無線通信経路による接続)し、遠隔監視の映像が途切れるリスクを抑制した、信頼性の高い通信環境を提供する。
 また、データ連携システムにより、走行データや車載センサーの検知情報、AI画像解析の結果など、さまざまなデータを遠隔監視システムに連携可能にする。これらの技術を組み合わせてパッケージ化し、自動運転の導入を目指す自治体などに対して短期間で導入可能にする。
 ポイントとして、次の3点が挙げられている。1つ目は「無線品質予測」で、無線通信の種類ごとに、機械学習に基づいて品質を予測する。2つ目は「マルチパス通信制御」で、無線品質予測や通信状況に応じてマルチパスを制御し、高い接続性を実現する。3つ目は「リアルタイムでのデータ伝送」で、車両などのデバイスで収集したデータを集約し、リアルタイムで遠隔監視システムに連携する。
 通信の安定性の参考データとして、フィールド実証のデータが示されている。自動運転の遅延の目安水準として400ms以下の割合が95%であるのに対し、同技術を適用しない場合は1回線目が92%、2回線目が53%にとどまったが、同技術を適用した場合は99%と、目安水準を満たすことを確認したという。

ヤマハや三菱電機など、国内初となるレベル4自動運転移動サービスを福井県で開始
Car Watch
2023年5月22日

気仙沼線BRT、東北初の自動運転レベル4認可。BRT専用道の柳津駅~陸前横山駅、約4.8kmで
トラベル Watch
2024年3月22日

NTT、「IOWN 2.0」を発表。Broadcomらと協業し光電融合スイッチを2026年に製品化
2025年10月9日

IOWN APNで福岡ー東京間のAIデータセンターを接続する実証実験
2025年10月6日

NEC、日本とシンガポールを結ぶ光海底ケーブル「Candle」の供給契約を、Metaやソフトバンクら4社と締結
2025年9月25日

NTT東西、「ネットワーク品質向上に向けたシンポジウム」で、大規模通信障害を繰り返さないための取組を発表
2025年9月19日

NTT、データ分析を最大73倍高速化する情報選択AIアルゴリズム群「高速スパースモデリング技術」を確立
2025年9月10日

富士通、LLMの軽量化・省電力化と特定用途への特化を実現する「生成AI再構成技術」を開発
2025年9月9日
トップページに戻る
Copyright ©2018Impress Corporation. All rights reserved.

source