【映画大賞】林裕太が新人賞「今までやってきた集大成」違法ビジネスに加担する青年役を好演 – nikkansports.com


日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。
ここからこのサイトのナビゲーションです
ホーム
ここからこのページの本文です
<第38回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、石原音楽出版社協賛)>
第38回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞が28日に発表された。
    ◇    ◇    ◇
新人賞表彰で林裕太(25)は「小学校以来の賞状です」と笑った。「愚か者の身分」で、北村匠海演じる主人公の違法ビジネスに加担する青年、マモルを好演。「母親のママ友が結構見てくださって『裕太くんはこんな子じゃない!』って」。素を知る人はギャップに驚いた。劇中で、育ちを想像させる“ばってん箸”の持ち方はこだわった。
マモルはタクヤを兄のように慕う。北村とは食事に行って仲を深めた。「テレビで見る匠海くんは穏やかで懐が深そうで。実際にお会いしても優しい。仏様みたい」。実際に3歳上の兄がいて、北村に3歳下の弟がいることも兄弟感を増させたかもしれない。歌舞伎町でじゃれ合うシーンは「役に入る前との境目がないに近かった」と振り返る。
北村は「これはマモルの物語で、裕太の物語だから」と繰り返し、言ってくれた。揺れ動く過渡期の若さを出せる今役を「今までやってきた集大成」という。原作は続編「愚か者の疾走」が発売された。「読みました。いい終わり方でした」と満足げ。はまり役のマモルを終え「どの役でも『林くんで良かったね』と言われる役者を目指したい」と見据えた。【鎌田良美】
◆林裕太(はやし・ゆうた)2000年(平12)11月2日、東京都生まれ。21年「草の響き」で映画初出演、22年「間借り屋の恋」で初主演。「愚か者の身分」では第30回釜山映画祭コンペティション部門で北村匠海、綾野剛と3人で最優秀俳優賞。26年前期NHK連続テレビ小説「風、薫る」出演が控える。趣味はランニングと登山。特技は陸上(長距離)と書道。身長172センチ。血液型B。
◆昨年「ぼくのお日さま」で新人賞の中西希亜良(14) 「愚か者の身分」を見たとき、マモルの幸せを祈らずにはいられませんでした。そして、これからも林さんのお芝居をずっと、たくさん見られるようにと祈りました。このたびは新人賞受賞、本当におめでとうございます!
◆愚か者の身分 犯罪組織の手先として戸籍売買を行うタクヤ(北村)と弟分のマモル(林)、タクヤの兄貴的存在で運び屋の梶谷(綾野剛)。新宿・歌舞伎町から大金が消えた事件をきっかけに、闇ビジネスから抜け出そうとする3人の3日間の逃走を描く。
PR
【紅白リハ】三山ひろし、けん玉ギネス挑戦 不安はリハで失敗の有吉弘行「膝を使って!」
【紅白リハ】石川さゆり「天城越え」で80人超のオーケストラと共演 本番は「爆発したい」
【紅白リハ】「鬼滅の刃」主題歌歌うLiSA「無限城編に溶け込んだ衣装に」4年ぶり出場に気合
松山千春が実名告白、札幌ツアーファイナルに来た著名人「夫婦で来て…何考えてんのよおまえ!」
CANDY TUNE村川緋杏、「ずっと一番後ろ」の過去告白 今は「最前列で踊ってまーす」
ここからこのサイトのトピックスナビゲーションです
ここからこのサイトのフッターナビゲーションです
(C)2025,Nikkan Sports News. nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。すべての著作権は日刊スポーツNEWSに帰属します。

source