
【4月24日 AFP】米ホワイトハウスは23日、中国の組織が米国の人工知能(AI)技術を盗むための大規模な取り組みを行っていると非難し、この窃盗行為を阻止するための措置を講じると表明した。
ホワイトハウスのマイケル・クラツィオス科学技術政策局長はX(旧ツイッター)への投稿で「米国は、主に中国の外国組織が、米国のAIを盗むために産業規模の蒸留キャンペーンを展開している証拠を握っている」「われわれは米国のイノベーションを守るために行動を起こす」と述べた。
蒸留はAI開発において一般的な手法で、高性能な生成AIが出力したデータを他のAIに学習させる。企業が自社モデルのより安価で小規模なバージョンを作成する際によく用いられる。
米新興企業アンソロピックは2月、同社の生成AI「クロード」から知識を蒸留するキャンペーンを展開し知的財産を侵害しているとして、中国企業3社「DeepSeek(ディープシーク)」、「Moonshot AI」。「MiniMax」を非難した。
米オープンAIは同月、米国の議員に対し、ディープシークが「OpenAIなどの米国の最先端研究所が開発した機能にただ乗りしようとする継続的な取り組み」の中で蒸留技術を使用していると批判する書簡を送付した。
クラツィオス氏は投稿の中で特定の外国組織名を挙げなかったが、「数万もの代理人と脱獄(ジェイルブレイク)技術を用いて、組織的な工作活動を行い、米国の画期的な成果を体系的に搾取している」と述べた。
ドナルド・トランプ米大統領は5月14日、中国・北京で習近平国家主席と会談する。(c)AFP
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