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仙台市は2026年度から、スタートアップ人材の育成に向けて新たに市内の中学・高校で起業家による出前授業を始める。教育現場でビジネスアイデア創出について学べる環境を整え、より多くの生徒にスタートアップに関心を持ってもらう。25日には仙台城南高校でモデル授業が開催され、生徒が自ら練った事業内容を発表した。
「文字だけでなく会話の中で忘れ物の確認ができるよう工夫しました」。モデル授業では6つのグループに分かれて、身近な困りごとの解決に向けた事業を発表した。会話形式で忘れ物をしていないか確認できるアプリや、ペットの位置確認サービス、中高生向けの睡眠支援アプリなど様々なアイデアが披露された。
講師としてオンライン教育事業を手掛けるshared(シェアード、仙台市)の難波諒太朗代表が参加した。あるグループは客観的なデータを引用し、睡眠時間が足りない生活習慣が高校生から始まることを指摘。難波代表は「統計やデータを出すことで、自分だけでなく社会で困っている人がいることが分かる」と評価した。
仙台市は地域経済の活性化に向け、スタートアップ支援を強化している。起業を目指す人材の育成にも力を入れており、中高生向けには希望者を対象としたワークショップを開催してきた。
ただ関心のある生徒にしか届かないことが課題で、教育現場でより広く知ってもらうため「出前授業」が始まった。市内の中学・高校6校で開催が決まっている。
モデル授業では難波代表による講話も開かれ、オンライン教育に携わるまでの経緯や、起業に対する考え方が紹介された。生徒からは「起業にはリスクもあり生存率も低いがお勧めしますか?」と核心を突く質問も。難波代表は「自分がやりたいことを見つけるのが重要で、お金がなくても熱中できることを見つけてほしい」と答えた。
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