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アメリカン・エキスプレスは10月23日、2026年7~9月期決算を発表した。売上高は201億ドル(約3兆1,500億円)で前年同期比9%増、純利益は37億1,200万ドル(同28%増)となり、通期の利益見通しを上方修正した。3億3,600万ドルのリストラ費用も計上し、CEOらは従業員の約5%を削減する方針を示したと報じられている。
【画像解説と記事全文はこちら】アメックス決算、GAAPと調整後の差
アメリカン・エキスプレス(アメックス)は10月23日、2026年7~9月期(第3四半期)決算を発表した。売上高(金利費用控除後)は201億ドル(約3兆1,500億円)で前年同期比9%増、純利益は37億1,200万ドル(約5,825億円)で同28%増。希薄化後の1株当たり利益(GAAPベース)は5.42ドルだった。
同社は通期のGAAPベースの1株当たり利益の見通しを、18.30~18.60ドルに上方修正した。前期の15.38ドルから19~21%増える計算で、通期の売上高も約10%増を見込むとしている。スティーブン・スクエリ会長兼CEOは「年初来の業績を踏まえ、通期の1株当たり利益の見通しを引き上げる」とコメントした。
あわせて、効率化施策に関連するリストラ費用として、3億3,600万ドル(約527億円)を計上したことも明らかにした。
一方、人員削減の方針は、決算説明会でCEOらが述べたと報じられている。ファスト・カンパニーによると、スクエリ氏は全世界の従業員の約5%を削減する方針を示し、「より機敏で効率的な組織になる必要がある」と述べた。同紙は、2025年末時点の従業員数が約7万6,800人だったことから、削減規模を約3,800人に相当すると推計している。
同紙によると、スクエリ氏はAIが人員削減の要因の一つだと説明した。最高財務責任者(CFO)もCNBCの取材に対し、今回のリストラは「AIに備える」ためでもあると述べたという。層の削減と管理範囲の拡大を進める一方、「最適に整っていない業務は自動化したくない」と語ったと伝えられている。なお、削減の人数や時期は、決算リリースには記載がない。
金融業界ではバークレイズも10月22日、AIによる生産性向上を背景に、約5,000人の削減方針を明らかにしたばかりだ。
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